家族用のWindowsPCではMicrosoftEgeが利用されており、
(私は利用していませんが)画面上の気に入った箇所を選択コピーすると、
自動的にWordが開いて貼り付けることができるようになっているようです。
それが、最近
「オペレーティングシステムは、
現在このアプリケーションを実行するように構成されていません」
というメッセージが表示されて、Wordが立ち上がらなくなったようです。
Web検索で対応法を探ると、
コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」で
「office」を選択して「修復(または変更)」を選択することで
修復できるようです。
修復の仕方には「クイック修復」と「オンライン修復」があり、
最初は「クイック修復」を試しましたが、
状況は変わりませんでした。
そこで「オンライン修復」を試しました。
これは、officeのファイルをダウンロードして再インストールすることに
なるようです。指示に従い、officeをアンインストールしてから「オンライン修復」
を試したところ、ダウンロードを終えてインストール後に、
officeと関連付けられているアカウントを入力することを求められました。
購入してすでに5年以上も経っているので、そのようなものは覚えていません。
うろ覚えのアドレスを入力したら、
いきなり「アカウントをロックしました」と表示されてしまいました!
登録されたアカウントではなかったため、不正アクセスと判断されて
しまったようです。
これは、ちょっと慌ててしまいました。
この時点で登録時のメールアドレスを思い出しましたが、
そのアドレスは現在無効になっています。
ロックを解除するには、そのアドレスに送られるセキュリティコードを
入力する必要があるのですが、無効アドレスなので受け取ることができません。
一方、マイクロソフトアカウントには、その無効アドレスでしっかりと
サインインの状態になっています。
そのアドレスを変更しようと思っても、その無効アドレスに変更確認メールが
飛ぶようになっているので、どうしようもありません・・・。
そこで、マイクロソフトアカウントに別なアドレスを登録して、
それをメインのものにしようと思いました。
いろいろと紆余曲折・試行錯誤の結果、何とか別なアドレスを
マイクロソフトアカウントとして登録し、
それを「プライマリ」とすることができました。
新たに連絡可能なアドレスをプライマリにできたので、
もはや連絡のつかない無効アドレスは不要と思い削除しました。
ここで改めてWordを立ち上げると、
office認証のためのアドレス入力が求められ、
新たにプライマリとして設定したメールアドレスを入力すると、
「そのアドレスはoffice製品に関連付けられていません」
と表示されます!
ここで、改めて、今度は「officeアカウント」で検索すると、
どうやら「マイクロソフトアカウント」と「officeアカウント」があり、
マイクロソフトアカウントは自由に追加・変更できても、
officeアカウントは、セキュリティ上の問題から、
「いったん登録すると変更できない」ようなのです!
これは、一体、どうすれば良いのでしょうか・・・???
無効アドレスであることから削除したマイクロソフトアカウントは、
60日以内であれば復活できるようです。
おそらく、セキュリティコードをスマホで受け取るようにすれば
大丈夫なのだろうとは思いましたが、
何も無効アドレスを復活させることも、おかしな話です。
このOfficeは、もともとPC購入時に付属してきたものなので、
よく考えれば、
PC側の再インストール機能で復活できるのではないかと思いました。
しかし、マニュアルを調べると、その機能にOfficeは含まれていませんでした。
そこで、今度は、「PCの型番」+「officeの再インストール」で検索すると、
使用しているPC限定でのoffice再インストールの仕方が分かりました。
何と、古いOfficeなので、認証コードさえ分かっていれば、
そのPCにインストールする分については、「任意の」マイクロソフトアカウントで
「何度でも」インストールできるようなのです。
そこで、そのサイトのやり方に従い、MicrosoftEgeで
「https://office.com/setup」にアクセスすると、
アドレスの入力画面には削除したはずの無効アドレスが表示されます。
それを無視して新たなアドレスを入力すると、
そのアドレスは別なものと関連付けられている、という表示がでます。
おそらくはEge利用だからと思いFireFoxでアクセスすると、
新たなアドレスを入力してプロダクトキーの入力画面になりましたが、
キー入力を終えると「そのキーは存在しない」と表示されました。
そして、Officeのいろいろなバージョン毎に
「このような場合はこちら」という表示が出るので、
該当すると思われる箇所をクリックすると、
再度プロダクトキーの入力画面になりました。しかし、
それは削除した無効アドレスと関連付けてのインストールになりそうな
画面だったので、キー入力は取りやめました・・・。
Officeの製品版はインストールできなくても、
どうやら「無料版のOffice」があるようであり、
通常の使用であれば問題なく利用できるようなので、
製品版のOfficeはアンインストールして無料版でしのごうと思いました。
しかし、あきらめきれないので、(数日後に)もう一度「https://office.com/setup」に
アクセスして試してみました。そうしたところ、今度は、
新たなアドレスを入力するとプロダクトキーの入力画面になり、
それを入力するとダウンロード・インストールできました。
認証の際にはメールアドレスの入力画面が出ましたが、
その下に「代わりにプロダクトキーを入力する」という箇所があったので、
そちらを選択したところ無事に認証されました。
メールアドレスを入力するとどうなったかまでは分かりませんが、
とりあえずは「やれやれ」というところです。
おそらく、前回、同じ操作でうまくいかなかったのは、
無効アドレスを削除して2週間経っていなかったからでは
ないかと推測しています。
今回のアクセスは削除後に2週間は経過しているので、
新たなアドレスが受け付けられたのだろうと思われます。